けーぷるにっぽんが全国のケーブルテレビ網で放送する「壮観劇場」で現在、 # 19「九州最後の秘境 大崩山」(制作・ケーブルメディアワイワイ)が放送されています。この上ない景色を圧巻の映像でお送りする壮観劇場。九州の登山者の「憧れ」とも言われている大崩山の魅力が詰まった25分間です。
工業都市として発展した宮崎県延岡市の市街地から、1時間ほどの場所にそびえたつ大崩山(おおくえやま)。周囲を花崗岩が屹立する岩峰群や渓谷に囲まれ、天然記念物のニホンカモシカが生息する原生林に覆われる山は、九州最後の秘境とも呼ばれています。1965年には祖母山や傾山とともに祖母傾国定公園に指定されており、登山者はもちろん、ロッククライミングやアイスクライミングなど、多種多様な目的で訪れる人々を魅了しています。
しかし、大崩山には手つかずの原生林をはじめ、ワイヤーなしでは進むことのできない絶壁やロープ渡りといった危険な場所が多く、熟練者でも遭難や滑落の可能性があるため、番組では登山ガイドの方々にサポートしていただきながら、数多の火山活動が生み出した岩峰から眺望できる絶景を目指しました。
険しい登山道を乗り越えた先に待ち構える、人々を魅了してやまないその独特の景観は、まさに圧巻そのもの。そして、夜明けには普段とはまた違った絶景を見ることもできます。その様子はドイツ語で「赤い朝」を意味する「モルゲンロート」と称されており、朝焼けとともに岩肌が徐々に赤みを帯びていく幻想的な様子は神々しさすら感じさせます。
また、春にはアケボノツツジ、初夏にはササユリ、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節によってがらりと表情を変えるのも大崩山の魅力の一つ。撮影時は春だったので、アケボノツツジが桃色に大地を染めている様子にも注目してみてください。そして、登山家の方はぜひ、その目で大崩山の絶景を見に行っていただけたら嬉しいです」
大崩山を覆う原生林、行く手を阻む渓谷、立ちふさがる絶壁を超えた先には、いったいどのような景色が広がっているのでしょうか?
是非ご覧ください♪ ケーブルメディアワイワイての放送は999ch・998chです。放送時間はケーブルメディアワイワイのホームページ(https://www.wainet.co.jp/)の電子番組表でご確認ください。